<アジア大会>◇第13日◇1日◇韓国・仁川

 男子の10種競技で右代啓祐(スズキ浜松AC)が8088点で日本勢6大会ぶりの金メダルを獲得し、中村明彦(スズキ浜松AC)が3位に入った。50キロ競歩は谷井孝行(自衛隊)が3時間40分19秒の大会新記録で優勝し、アジア大会で日本競歩初の金メダルを獲得。谷井は来夏の世界選手権代表に決まった。

 400メートル障害で男子の岸本鷹幸(富士通)は49秒81、女子の久保倉里美(新潟アルビレックス)は56秒21でともに銀メダル。女子の200メートルは100メートルで銀の福島千里(北海道ハイテクAC)が23秒45で銅メダルを獲得し、100メートル障害の木村文子(エディオン)も13秒25で3位に入った。

 女子やり投げで前回金メダルの海老原有希(スズキ浜松AC)は58メートル72で4位。男子200メートルの飯塚翔太(ミズノ)は4位、原翔太(上武大)は5位に終わり、フェミセウン・オグノデ(カタール)が大会新記録の20秒14で100メートルとの2冠を果たした。