陸上の世界選手権(8月・北京)男子マラソン代表の今井正人(トヨタ自動車九州)前田和浩(九電工)藤原正和(ホンダ)が16日、本番のコース下見を終えて成田空港に帰国した。

 31歳で初代表の今井は「スタートから何キロかは足場が悪い。負けない脚をつくりたい」と課題を挙げた。

 今井は市中心部をスタートし、メーン競技場の国家体育場にゴールする予定のコース全体を下見したほか、終盤の10キロを実際に走って感触を確かめた。路面の硬さを指摘し「(感覚を)練習の中でしっかり落とし込めるようにしたい」と意気込んだ。

 心配される大気汚染については「日によって違う」と述べた。