国際陸連のコー副会長は2001年から12年までの五輪などで金55個を含む146個のメダルにドーピング疑惑があるとする英紙サンデー・タイムズなどの報道に「私のスポーツに対する宣戦布告」と反論した。4日、AP通信が報じた。

 「大いに異議を申し立てる。われわれの薬物検査の実力と完成度からすれば、このような攻撃は認められない」と述べた。報道でのデータの解釈は無知か悪意によるとしている。

 コー副会長は今月後半に行われる国際陸連の会長選に立候補している。