男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を持つ桐生祥秀(19=東洋大)が、故郷の滋賀から400リレーの3走で登場した。

 桐生は3位集団でバトンを受けると、持ち前の加速力を披露。みるみるうちに先頭に立って、1番手でアンカーの小谷にバトンを渡した。滋賀は後続を大きく引き離して、40秒07の予選4組1着でフィニッシュした。

 桐生は「アンカーの小谷さんも余裕をもって(ゴールに)いけたのでよかった。カーブもスムーズにいけたと思う。レース前に『1位で渡します』といっていたので、抜きたいと思っていた」と笑顔を見せていた。