昨夏の陸上の世界選手権でドーピング違反が発覚し、2019年までの資格停止処分を受けたケニアのジョイス・ザカリとコキ・マヌンガの2選手が10日、同国陸連の幹部から処分期間を短縮する見返りに、それぞれ2万4000ドル(約276万円)を要求されたと明かした。AP通信が報じた。

 2人は国際陸連の倫理委員会の調査に協力する姿勢を示している。この幹部はこの証言を否定し、2人と私的に会ったことはないとしている。