来月4日に開幕する陸上の世界選手権の男子短距離代表が28日、決戦の地ロンドンへ出発した。

 400メートルリレー代表の桐生祥秀(21=東洋大)は、水泳の大橋悠依の活躍を発奮材料にする。世界選手権の女子200メートル個人メドレーで銀メダルを獲得したスイマーとは大学だけでなく、出身も滋賀・彦根で同じ。テレビで活躍を知り「すごいな。『おお』ってなった」と笑顔で話した。リレーでは3走での起用が濃厚。27日夜は焼き肉決起集会も開催され、気合も十分だ。「挑戦者として勝ち取りたい」。リオ五輪、そして大橋を超える金メダルを狙う。