<陸上:全日本大学駅伝>◇7日◇愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮(8区間(106・8キロ)

 早大が5時間13分02秒の大会新記録で15年ぶり5回目の優勝を果たした。1区の矢沢曜(3年)が9位と出遅れたが、2区でスーパールーキーの大迫傑が快走。首位の東洋大、柏原竜二(3年)を20秒上回る37分55秒の区間3位の走りで2位に浮上した。3区で3位に落ちたが、4区で佐々木寛文(2年)が首位を奪還し、その後はトップを譲ることなく優勝。10月の出雲駅伝に続いて2冠目を達成した。渡辺康幸監督は「まずは第2関門をクリアしたが、終わった瞬間から次の戦いが始まっている」と3冠目となる来年1月の箱根駅伝へ手綱を締めた。