合宿中にニュージーランド地震に遭い、予定を早めて帰国した陸上女子長距離陣、中村友梨香(天満屋)と野尻あずさ(第一生命)の関係者と町田祐子(日本ケミコン)重友梨佐(天満屋)は25日、予定していた3月13日の名古屋国際女子マラソンに出場する意向を示した。

 この大会は今夏の世界選手権(韓国)代表選考を兼ねている。日本陸上競技連盟の木内敏夫長距離・ロード特別対策委員会委員長代行は、選考に地震の影響を配慮するかについて「難しい話ですね」と明言を避けた。その上で「彼女たちのメンタルをどうケアするかが大事。フィジカル面を含めてドクターと対応したい」と語った。