五輪代表選考レースの福岡国際マラソン(4日)で日本人トップの3位に入った川内優輝(24=埼玉県庁)が、中1週で予定通り18日の山口・防府マラソンに出場する。17日に当地で行われた開会式に出席。「疲れも抜けたし、体調は悪くない。集団について30キロすぎからペースを上げて走りたい」と意気込んだ。人生初の中1週でのフルマラソン挑戦となるが、「ランナー仲間には東京、びわ湖と2週連続で走った者もいる。それを考えれば僕は一週間空いているので」と涼しい顔。そして「これがうまくいけば、新たな練習法になる」と真顔で話した。来年2月の東京マラソンで五輪切符をより確実にするため、今後も多くのレースに出ながら調整していく構えだ。