東京マラソン財団は26日、東京マラソン(2月26日)の出場選手を発表し、国内男子は市民ランナーで前回3位の川内優輝(24=埼玉県庁)、同4位の尾田賢典(31=トヨタ自動車)らが招待された。男子はロンドン五輪代表選考会を兼ねており、2010年大会優勝の藤原正和(30=ホンダ)や松宮隆行(31=コニカミノルタ)前田和浩(30=九電工)ら有力選手も顔をそろえた。

 海外の男子は前世界記録保持者で「皇帝」の異名を持つ38歳のハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)の走りが注目される。

 女子は昨年の世界選手権5位で五輪代表候補となっている赤羽有紀子(32=ホクレン)がエントリーした。29日の大阪国際女子マラソンの結果次第では、東京の出場を回避し、五輪最終選考レースとなる3月11日の名古屋ウィメンズを走る可能性もある。

 優勝賞金は800万円、世界記録には3000万円のボーナスが出る。