<陸上:兵庫リレーカーニバル兼ロンドン五輪代表選考会>◇初日◇21日◇神戸ユニバー記念競技場

 アシックスチャレンジ男子1万メートルでは設楽啓太(20=東洋大3年)が28分15秒90で日本人トップの3位となった。箱根駅伝では“山の神”柏原竜二(22=現富士通)と並ぶ東洋大のエース。平地のエース区間である2区で区間2位と好走し、東洋大の優勝に貢献した。今レースでは自己記録を約30秒更新すると同時に、柏原の持っていた東洋大記録を更新。「目標としていた記録なので達成できてよかった」と表情をゆるめた。箱根駅伝後は練習では「インターバルの設定タイムを少し速くできた」という。柏原に代わる東洋大の大黒柱に成長しそうだ。