<陸上:関東学生対校選手権>◇3日目◇19日◇東京・国立競技場など

 男子400メートル障害の岸本鷹幸(法大)は、準決勝のラストで大きく減速して後続を確認する余裕の走り。「5台目まで13歩」の課題もクリアし、優勝が確実視される決勝では「48秒台を出したい」と自信に満ちた表情だった。

 この日は出身地の青森県むつ市から宮下順一郎市長が激励に訪れた。陸上で五輪代表誕生となれば同市初の快挙だそうで、岸本の名前「鷹幸」にかけて「“下北(半島)の鷹”から“世界の鷹”になってほしい」と大きな期待を寄せた。