ロンドン五輪に続いてパラリンピックに出場する陸上のオスカー・ピストリウス(南アフリカ)が28日、記者会見に臨み「厳しいレースになると思うが、タイトルを守りたい」と抱負を語った。

 義足のスプリンターで知られるピストリウスは、前回の北京大会で男子の100、200、400メートル(いずれも切断など)の3冠を達成した。「五輪とパラリンピックのどちらも重要で、この夏にピークを合わせてきた」と調子のよさをアピールした。29日の開会式では旗手を務める予定で「旗手の依頼を受けてうれしく思う」と心待ちにしていた。