8月の世界陸上モスクワ大会に出場する男女マラソン代表8人のうち、女子2人を除く6人が21日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターに集合。メディカルチェックを受け、報道陣の取材に対応した。

 骨折なんか慣れたもの?

 2大会連続出場の堀端宏行(26=旭化成)は、満足に走れていない現状を明かした。

 1月上旬に右足の指の付け根を疲労骨折。4月に走り始めたが、再び疲労骨折したという。本格的な練習開始は6月に入ってから行う。

 それでも「11年のびわ湖も3カ月前に故障して、治すのに1カ月半かかったけど大丈夫でした。調整は1カ月半で行けます」と話した。

 練習の重点ポイントも「スピード練習が必要。長い距離走でペースを替えるとか、ラスト5キロを15分前半に上げるとか」と、明確に示した。