<陸上:関東学生対校選手権>◇最終日◇26日◇日産スタジアム◇男子5000メートル

 早大のエース大迫傑(4年)が、13分34秒30で日本人トップの2位でフィニッシュした。

 優勝したエノック・オムワンバ(山梨学院大2年)、3位のダニエル・ムイバ・キトニー(日大2年)と3400メートルから優勝争い。留学生に離されたが、最後の直線でダニエルをかわし、オムワンバに2秒76遅れの2位で駆け込んだ。

 「優勝のチャンスがあればと思ったんですが(オムワンバが)強かった」と悔しさを口にする一方で「この暑さの中でタイム的には悪くない」と納得も。既に1万メートルでは、世界陸上参加標準記録Aを破る27分38秒31を出している。優勝すれば出場が決定する来月の日本選手権に向けては「去年は負けているのでリベンジしたい」と勝負を重視する。