<陸上:日本選手権兼世界選手権代表選考会>◇第2日◇8日◇東京・味の素スタジアム

 男子100メートルで、期待された日本人初の9秒台はならなかった。決勝で4レーンを走った山県亮太(20=慶大3年)が10秒11をマークし、大会初優勝を飾った。山県は「予選からいい形だったので決勝もいい形でいければと思っていた。(優勝は)うれしい」と声をはずませた。

 5レーンを走った桐生祥秀(よしひで、17=京都・洛南高3年)は10秒25で2位に終わった。レース後、桐生は「自分のレースができるように頑張りたいと思っていたけど力んだ部分もあった」と話していた。