<陸上:ダイヤモンドリーグ第6戦・ビスレーゲームズ>◇13日◇オスロ
女子100メートルはイベット・ラロワ(29=ブルガリア)が11秒04で優勝。前週のローマ大会200メートル優勝のムリール・アフール(25=コートジボアール)を0・01秒抑えた。
ラロワは白人世界最速の10秒77を持つが、9年前の2004年に出した記録。その年のアテネ五輪は4位に入ったが、昨年のロンドン五輪は準決勝落ち。力の衰えは明らかだった。
しかし、この大会にはジャマイカと米国の強豪が出ていなかった。アフールこそいたが、他は欧州の選手だけ。昨年も欧州選手権を制しているラロワは「私のテリトリーは守りたかった」と、きっぱり。
今回の優勝を再上昇のきっかけとできるか。