<全国都道府県対抗女子駅伝>◇12日◇京都・西京極陸上競技場発着(9区間=42・195キロ)

 京都が3年ぶり15度目の優勝を飾った。最多だった優勝回数をさらに伸ばした。2時間15分32秒の優勝に、早狩実紀監督(41)は「ハラハラドキドキしたが、最後は京都が勝つと思っていました」と笑顔を見せた。

 序盤に出遅れた京都だが、昨年の世界選手権マラソン4位の木崎良子(28=ダイハツ)が4区(4キロ)で12分40秒の区間新の快走をみせるなど4位から2位に浮上、トップと13秒差に迫った。5区でトップに立つと、以降は1位を譲らなかった。木崎は「10位くらいでタスキをもらうと思っていたが、良い流れで来たので前だけ見て走った」と喜んだ。

 群馬は7秒差で過去最高の2位に入った。3位岡山、4位愛知、前回優勝の神奈川は5位だった。