米国反ドーピング機関(USADA)は17日、選手に禁止薬物を供与したとして、陸上男子短距離のタイソン・ゲイ(米国)のコーチを務めたジョン・ドラモンド氏に、8年間の資格停止処分を科したと発表した。

 ドラモンド氏は、昨年のドーピング検査でゲイが禁止薬物に陽性反応を示した時期にコーチをしていた。元世界選手権王者のゲイは1年間の資格停止処分を受け、既に競技へ復帰している。