陸上の男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を出した桐生祥秀(よしひで=17、京都・洛南)が、16日間で最大20レースのハード日程に挑む。今日31日開幕の高校総体京都府予選(西京極)から3週連続で大会が行われる。桐生は「けがなく、力まず、どれだけ3つの大会を乗り越えられるか。どういう流れになるか、わからないけど、頑張っていきたい」と話している。

 高校総体は100メートル、200メートル、400メートルリレーにエントリー。予選、準決勝、決勝とフルに走れば、京都府予選で3種目×3本。近畿大会(6月13日開幕、奈良・鴻ノ池)も3種目×3本の合計18本。2大会の間に6月7日開幕の日本選手権(東京・味スタ)があり、100メートルは予選と決勝の2本で合計20レースだ。