モスクワで開催中の世界陸上(最終日=18日)の日本代表で、競技を終えた第1陣が15日朝、成田空港に帰国した。

 女子マラソンで銅メダルの福士加代子(31=ワコール)に続く4位入賞を果たした木崎良子(28=ダイハツ)は「満足感もあれば悔しさもあります」と、無念さをにじませつつ「でも、もう終わったこと。次は駅伝で、みんな(チームメート)といい順位を取りたい」と切り替えた。

 しばらくは“無期限”の休養に入る。帰国して口にしたいものは「焼き肉ですね。こうやって焼きながらお肉を食べたいな」と手ぶりを交えて笑った。一方で「今はマラソンを走る気がしない」と話しつつ「駅伝を走る準備はします」と、ランナーとしての本能をのぞかせていた。

 また途中棄権に終わった野口みずき(35=シスメックス)も帰国。「あきらめずに頑張ります」と笑顔で話した。