35歳のアレハンドロ・バルベルデ(スペイン=モビスター)が22日のフレーシュ・ワロンヌに続くアルデンヌ・クラシックを連勝するとともに、3度目の大会制覇も成し遂げた。

 最後は10人ほどのスプリント勝負となり、ゴール前900メートルでダニエル・モレノ(スペイン=カチューシャ)がアタック。しかし、残り150メートルで追いついたバルベルデがモレノをかわして両手を上げてフィニッシュラインを通過した。

 2位にはジュリアン・アラフィリップ(フランス=エティックス・クイックステップ)、3位にはホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ)が入った。

 このレースの残り40キロ付近でメーン集団で大落車が発生。前回大会優勝のサイモン・ゲランス(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)、ダニエル・マーチン(アイルランド=キャノンデール・ガーミン)、フランク・シュレク(ルクセンブルク=トレックファクトリー)らとともに新城幸也(ヨーロッパカー)も巻き込まれた。新城は落車の後、負傷のため立ち上がれずそのままリタイアした。

 別府史之(トレックファクトリー)も途中棄権となった。