18日に行われたツール・ド・フランス第14Sのコース上で、観客の61歳女性が警官が運転する先導バイクに轢かれて死亡する事故が起きた。2002年にキャラバン隊の車に子どもが轢かれて死亡して以来の重大事故となった。

 事故はスタート地点から38・5キロの東フランス・ビッテルスアイム付近で12人の逃げグループが通過した後、女性が道路を横断しようとした際に発生した。また、バイクが横転した際に観客2人も負傷した。

 主催者側は「ツール・ド・フランスで経験豊富なドライバーだったが、不幸にも女性を避けられなかった」としている。