<自転車:バスク1周>◇第4ステージ◇151キロ◇10日◇スペイン

 バウテル・プールス(オランダ=オメガファルマ・クイックステップ)が山岳の過酷な第4ステージを制した。1秒差の2位にアレハンドロ・バルベルデ(スペイン=モビスター)、3位にサムエル・サンチェス(スペイン=エウスカルテル・エウスカディ)が入った。

 最後の上りでアタックしてそのまま逃げきったプールスは「コンタドール、バルベルデや他の選手がけん制していたので、状況を有利にしようと思った。ピークを過ぎフィニッシュまで行けると思ったのでトライした」と話した。

 アルベルト・コンタドール(スペイン=ティンコフ・サクソ)はトップから3秒遅れの10位でゴール。総合首位は守ったが、同2位バルベルデとの差は2秒詰まり、12秒差となった。

 新城幸也(ヨーロッパカー)はトップから1分7秒遅れbの26位でゴール。総合は2分遅れの21位に後退した。

 明日の第5ステージは山岳で、最終第6ステージは個人タイムトライアルとなっている。