F1のスーパーアグリ・ホンダの鈴木亜久里代表は6日、東京都内で、資金難を理由にF1から撤退することを発表した。鈴木代表は記者会見して「F1活動に終止符を打ちたいと思う。経営が厳しい状況に追い込まれ、苦渋の決断を下すに至った」と述べた。

 今月11日に決勝が行われるトルコGPにも出場しない。

 スーパーアグリ・ホンダは、ホンダから技術、資金など全面的な支援を受けて、2006年からF1に参戦。佐藤琢磨らがドライバーとして出場してきた。