欧州遠征を終えた柔道女子の日本代表が27日、成田空港へ帰国した。

 グランプリ大会(ドイツ)の女子48キロ級で初戦敗退した14年世界選手権覇者の近藤亜美(19=三井住友海上)が、「踏んだり蹴ったりですよ~」と嘆いた。手にしたスーツケースがなんだか変…。「ドイツで引いてたら、いきなり取れて」。4つのキャスターが2つになっていた。試合では12年ロンドン五輪銅メダルのバンスニック(ベルギー)との1回戦で一本負け。「本当にふがいない」と、この日も涙が出るほどだった。