代表初選出の萱(かや)和磨(18=順大)が圧倒的な存在感を示した。

 加藤凌平(21=順大)田中佑典(25=コナミスポーツク)とともに全6種目に出場。4種目でトップを務め、90・100の自身初の90点越えを果たして「流れをつくろうと思って臨んだ。最高得点が自信になったし、チームも金メダルがとれてよかった」と話した。

 今年初めて日本代表入りを果たしたが「思ったほど緊張はしなかった」と心臓の強さをアピール。得意のあん馬で15・450の高得点、平行棒でも15・450を出すなど大きなミスもなく「個人総合でも戦えるところを見せられたと思う」と胸を張っていた。