水泳世界選手権の男子400メートル個人メドレーを連覇した瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が24日、出身地の埼玉・毛呂山町役場を表敬訪問した。

 多数の職員に出迎えられると、同町のゆるキャラのもろ丸からも歓迎を受けた。

 井上健次町長からはおらが町のヒーローとして絶賛された。2年前の世界選手権の金メダルで「“けろやま”ではなく、“もろやま”としての認知度を広めてくれた。今回もまた町をPRしてほしい」と同町の顔として期待を込められ、観光大使として任命された。 瀬戸は来月のインカレ、国体に出場後の15日に両足かかとの三角骨摘出手術を行う。「ねずみ」のようなもので、来年リオデジャネイロ五輪前に不安材料を取り除く狙い。術後10日でプールにも入れる予定で、10月初旬にはリオに向けて始動する。この日は「来年は五輪金メダルを持って帰ります」と宣言して役場を後にした。