女子200メートル平泳ぎは、8月の世界水泳(ロシア・カザニ)金メダルの渡部香生子(早大1年)が、2分22秒41で初優勝した。渡部は100メートル平泳ぎと併せ、2冠を獲得した。

 世界女王の渡部は、4日の100メートル決勝同様、序盤から積極的なレースを展開した。50メートルで2位に0秒26差をつけると、100メートルでは、その差を0秒90に広げた。そして、ゴールでは2秒53差の完勝だった。

 「予選が良い感じだったので」と、記録を狙ってした渡部だったが、日本記録と大会記録の2分20秒72には届かなかった。