来年のリオデジャネイロ・パラリンピック出場を目指す車いすバスケットボール日本代表が9日、出場権を懸けたアジア・オセアニア選手権(10月10~17日)が開催される千葉・ポートアリーナで合宿を開始した。

 会場には同競技を題材にした人気漫画「リアル」の作者・井上雄彦氏も激励にかけつけた。大会は「リアル」とコラボレーションして、千葉モノレールを活用したプロモーション展開などで盛り上げる。出場権は上位3カ国。井上氏は「どんな形でも今回は勝ってほしい」。エースの藤本怜央は「多くの観客に車いすバスケの魅力を存分に味わってほしい」と話した。