日本水泳連盟は30日、都内で理事会を開き、スポーツ庁の初代長官に就任する鈴木大地前会長(48)の後任として副会長だった青木剛氏(68)を新会長に昇格させることを満場一致で決めた。

 2年間で退任する鈴木前会長は「大過なく終われた。(スポーツ庁長官就任で)水泳をケアしないわけではなく、水泳プラス、他のスポーツもカバーしていきたい」と話した。

 後任の青木新会長は「鈴木前会長の施策を継承して、水泳界から明るいニュースを発信したい」と抱負を口にした。スポーツ庁長官の任期は2年。任期後について、青木新会長は「永遠に長官でいるわけではない。また帰ってもらって、バージョンアップした鈴木会長で水泳界をリードしていただきたい」と、水泳界の顔として「終身会長」を期待していた。