すでに決勝トーナメント進出を決めている日本は、中国に競り負けた。すでに予選リーグB組突破を決めており、控え選手中心の先発メンバーを組んだ。地力の差を見せるはずが、リズムに乗れず2点のリードで折り返す。後半も競り合いが続き、残り1分で3点差となって、そのまま試合終了となった。及川晋平ヘッドコーチは「中国が粘って最後のシュートが決められなかった」と悔しさをにじませた。控え中心の先発については「流れをこちらに向けられない弱さはあった」と振り返った。

 12日のアフガニスタン戦に続き、登録選手全員を出場させチーム全体の経験値は上がったが、手痛い初黒星となった。藤本怜央(32)は「スカウティングもやって準備はしていた。勝ちたい気持ちなど、ここへ向けてのチームの持って行き方に精彩を欠いた面があった。決勝トーナメントへ向けては無駄にならないと思う」と語った。

 14日の1次リーグ最終戦でUAEと対戦する。