白井健三(19=日体大)が男子床運動でG難度の大技「リ・ジョンソン」を決めるなど16・233点で2大会ぶりに制した。

 30日の男子個人総合では体操ニッポンのエース、内村航平(26=コナミスポーツク)が前人未到の6連覇を果たした。五輪代表にも決まり、五輪2大会連続の金メダルに向け、力強い一歩を踏み出した。

 内村は37年ぶりの優勝を果たした28日の団体総合に続く今大会2つ目の金メダルで、五輪での2冠にも期待が膨らむ。個人総合は全6種目の合計得点で争われ、予選をトップ通過した内村は、決勝で目立ったミスなく演技をまとめて合計92・332点で制した。