女子日本代表「サクラセブンズ」は、カザフスタン代表に5-7と惜敗し、順位決定戦を待たずしてのリオ五輪切符獲得はならなかった。4勝1敗で決勝進出は決定。カザフスタンに勝つか、負けても僅差なら、出場権を得られる。

 前半終了間際、主将の中村知春(27=アルカス熊谷)のパスを受けた桑井亜乃(26=アルカス熊谷)が、相手のタックルを引きずりながら右隅にトライして先制。だが、日本は序盤からラインアウトのミスや、ノックオンなど連発。後半5分に1トライ1ゴールを喫し、逆転された。浅見敬子ヘッドコーチは「反則やミスも多かったし、アタックの精度もダメ。ですが私たちは、この(決勝の)20分間のために走ってきた。本当にしんどい練習をやってきた。絶対に(出場権を)とります。しっかり走って勝ちます」と力強かった。

 決勝は、午後4時15分から10分ハーフで行われる。