明大が対抗戦最終戦で早大に32-24で勝ち、6勝1敗で3季ぶりの優勝を決めた。帝京大との両校優勝となった。

 前半11分、ゴール正面でペナルティーを得ると、FB田村熙(4年)のペナルティーゴール(PG)で3点を先制した。同16分には相手のトライを許したが、同20分にはNO8松橋周平(4年)がほぼ中央にトライして逆転。同28分にはフランカー田中真一(3年)、同41分にはWTB成田周平(3年)が早大エース藤田のタックルをかわして右隅にトライを挙げて加点した。22-12で前半を折り返した。

 後半9分、フランカー田中健太(4年)がトライし、点差を広げた。早大に2トライ1ゴールを許したものの、同32分にはFB田村がPGを決めて32-24。試合終了間際の相手の猛攻を粘り強いタックルで守りきってノーサイド。歓喜の輪が広がった。