12日まで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで男子史上初の3連覇を達成した羽生結弦(21=ANA)が15日、開催地のバルセロナから帰国。今年を表す漢字に「成(なる)」を挙げた。

 羽生が英語力でも「成」長を誓った。刺激を受けたのは、ジャンプ女子のW杯代表で今季2勝を挙げる高梨沙羅。経由地のドイツからの航空便が同じだった。フランクフルト空港で「おめでとうございます」と会話を交わしたという。2歳年下だが、試合後に流ちょうな英語で答える姿をテレビで目撃しており、「自分も英語を頑張らないといけないと思いましたし、本当に素晴らしい精神力持っている」とたたえていた。