9月の世界選手権女子53キロ級で13連覇を達成した吉田沙保里(ALSOK)が4大会連続優勝を狙う来年のリオデジャネイロ五輪代表に決定した。今大会は55キロ級に出場し、通算13度目の優勝を果たした。

 世界選手権女子48キロ級3連覇の登坂絵莉(至学館大)は53キロ級に出場し、昨年までの48キロ級と合わせて4年連続優勝を果たし、五輪出場を決めた。日本協会の規定で、世界選手権のメダリストは今大会に出場すれば五輪代表に決定となる。

 75キロ級は渡利璃穏(アイシンAW)が63キロ級を制した2013年以来2年ぶりの頂点に立った。

 男子フリースタイル74キロ級は世界選手権代表の高谷惣亮(ALSOK)が5連覇。同57キロ級は樋口黎(日体大)、グレコローマンスタイル59キロ級は太田忍(日体大)がともに初優勝した。