リオデジャネイロ五輪柔道代表候補の男子3選手が5日、国際合宿のためパリへと出発した。

 男子90キロ級で15年世界選手権銅メダルのベイカー茉秋(21=東海大)が「なんでですかね」と困惑して明かしたのは、4年生になる4月からの役職。実力から主将かと思いきや、備品管理の「長」だった。部屋の片付けが苦手で、少しおっちょこちょい。実際、この日も荷物検査の列に並ぶと、「チケットがない」と大慌て。幸いパスポートに挟まっていたが…。五輪で頂点に立ち、学生ならではの最強の「備品管理長」となれるか。