男子66キロ級は海老沼匡(25)が制した。

 ロンドン五輪銅メダルの海老沼が国際大会では14年世界選手権以来の優勝を飾った。内容は圧勝劇。準々決勝では昨年の世界王者を攻め立て一本勝ち。決勝もわずか54秒、内股で仕留めたが「僕が目指す柔道は、こうではない。前半から試合をもっとコントロールしたい」との反省。高みを目指す姿勢に、井上監督も「世界に苦手な相手は、ほぼいない。私は世界でトップだと思っている」と絶賛した。