国際スケート連盟(ISU)は11日、ロシアのコロムナで開催される世界距離別選手権のドーピング検査について、採取する約40の検体はドイツかスウェーデンに全て運ぶ方針を明らかにした。

 ロシア陸上界の組織的なドーピング問題で世界反ドーピング機関(WADA)からロシアの国内機関が「不適格組織」と認定され、モスクワの検査所も既にWADAの公認を取り消されている。ISUの担当者は「WADAと協議して臨時対応を取ることになった」と述べた。