卓球の世界選手権団体戦クアラルンプール大会(28日開幕)で金メダル獲得に挑む男女日本代表が27日、宿泊先のホテルで代表チームスポンサーの全農から、日本食の差し入れを受けた。

 「山形県産はえぬき無洗米」や「お米のミルク」に加え、「牛すき焼き丼の具」「和風ごぼうサラダ」「和風ポテトサラダ」「切干大根煮」「きんぴらごぼう」の全農ブランド総菜5種。同社所属の石川佳純(23)は「本当にありがたいこと。海外でも日本食が食べられると気持ちの面でプラスになれる」と笑顔。「お米のミルク」を手にとると「これ、すごくおいしいんです」。伊藤美誠(15=スターツ)に「身長も伸びると思う。1本で3センチくらい」と冗談を言うと、伊藤も「試合前日に3センチ伸びたら、感覚が…。サーブとかも入らなくなっちゃうと思う」と和やかな雰囲気に包まれた。

 同社広報部の鯨井健次次長からも「みなさんのエネルギー源にして、暑いクアラルンプールで日頃の実力を発揮して優勝を目指してください」と激励を受けた。