2019年に日本で開かれるラグビーのワールドカップ(W杯)の関係者らが9日、会場のひとつとなる静岡県袋井市の静岡スタジアムを視察し、大会の統括責任者で国際統括団体ワールドラグビー(WR)のアラン・ギルピン氏は「よく整備されていて質が高い。周辺の(自然)環境も良い」と評価した。

 ギルピン氏は「放送設備の改善は必要だが、他に改善すべき点は少ない。規模が大きく、準々決勝や準決勝の会場になる可能性もある」と言及した。

 視察は大分銀行ドーム(大分市)、豊田スタジアム(愛知県豊田市)に続き3カ所目。今月中にあと7会場を視察する予定となっている。