バドミントンの桃田賢斗選手(NTT東日本)らの違法賭博問題を受けて日本協会が実施した調査で、新たに日本A代表で中央大4年の西本拳太選手が違法カジノ店に出入りしていたことが発覚し、日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子選手強化本部長は19日、「強化をしてもこういう問題があると台無し。人間力向上が強化対策の一つだと改めて感じた」と危機感をあらわにした。

 「人間力強化をテーマに監督やコーチとの会議を重ねてきた」というが、選手には伝わっていなかった形だ。今後は強化本部が選手側と直接話し合っていく案も示した。