栃木が秋田の猛追を振り切り、初勝利を挙げた。第1Qから外国人枠を「2」に投入。通常ならば最大6人の枠を「1、2、1、2」に振り分けるが、「2、1、1、2」とすることで先手必勝の姿勢を見せた。

 前日にまさかの敗戦を喫しているだけに、序盤から激しい守備。プレッシャーをかけ続けてターンオーバーを5つ奪うなど、24-13と第1Qで一気に差をつけた。

 しかし、後半に入ると一転して秋田ペースに。第4Qでは3連続で3点シュートを決められるなど一気に詰め寄られ、最後は2点差を何とか守りきった。田臥勇太(35)は「今日もタフな戦いでしたけど、勝ちきることができた。ホームで1勝できて、昨日の負けから返せたのは良かった」と笑顔を見せた。

 開幕カードを1勝1敗で終え「もっとこう出来るというのが見えた2試合。これから何試合も残っているので、1試合1試合、毎日の練習でも成長して、このチームの良さを作っていきたい」と意気込んだ。