リオデジャネイロ五輪・パラリンピック日本代表選手の合同パレードが7日、東京・銀座8丁目交差点から日本橋室町までの約2・5キロで行われ、卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛(27=ANA)は、一番の声援を浴びた。

 先月1日に結婚したこともあり「リオおめでとう~、結婚おめでとう~」など、ダブルで祝福を受けた。秋晴れの太陽に照らされ、左手薬指の結婚指輪もキラリ。「結婚会見が終わってからたくさんの方々におめでとうという言葉をいただいているんですけれど、今日あらためて、皆様にご報告することができて本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。2020年東京五輪は奥様選手として、再びメダル獲得に挑む意向も示している。「自分たちが頑張ってメダルを獲得したことによって、本当に多くの方々に喜んでいただけれることが、ものすごく幸せだとあらためて実感した。そういった思いを胸にしっかり考えていきたい」。3大会連続を目指すパレード参加に向けても力を得た様子だった。

 今回は五輪50人、パラリンピック37人のメダリストが参加した。五輪メダリストのみで実施した4年前のロンドン五輪の約50万人を超える約80万人(主催者発表)が沿道を埋め尽くした。