仙台育英が完封勝ちを収め、21年連続23度目の全国(12月27日開幕、大坂・花園ラグビー場)出場を決めた。3年連続で同じ組み合わせとなった決勝で、チームスローガン「堅守速攻」を象徴する試合運びを披露。スピードが持ち味のFB萬田開人(3年)を軸に計10トライを奪い、相手を圧倒した。

 県21連覇を達成し、フッカー小林壮史主将(3年)は「優勝して継続できて良かった。後輩につなげることができて、自分としては誇らしい」と話した。06年以来の全国8強入りへ、「花園でも目標はゼロ」と鼻息荒く語った。