マクラーレン・ホンダが今季4度目のダブル入賞を果たした。

 12番手から出たアロンソは好スタートで順位を上げ、終盤まで追い抜きを繰り返した。予選で19位に沈んだバトンも、安定したペースを刻んだ。5位に食い込んだアロンソは「競り合いがあった終盤は特に楽しかった」と振り返り、バトンも「9位という結果は悪くない」とうなずいた。

 ホンダのホームといえる前戦の日本GPでは16、18位と惨敗。その悪夢を振り払うような健闘に、ホンダの長谷川F1総責任者は「チームに勢いを引き戻す好結果」と評価した。