オービック安東純貴主将が、「圧勝」を宣言した。その思いは春から変わらない。「今年初めて集まった時、ミーティングの熱の入り方が違った」。だから「今年はいけると思った」。公開フィジカルコンテストなど春からいろいろなことに取り組んできた。その結果、「チーム作りについて選手1人1人が話すようになった。やってやるぞという雰囲気が浸透してきた」。

 来年40歳を迎えるチーム最年長の安東は「35を過ぎた頃から今年で最後のつもりでやっている」。しかし、自身のコンディションは今年も万全。そして「富士通の鈴木主将も最年長なので、彼には負けない」とライバル心をのぞかせた。そんな安東の目標は「ディフェンスはシャットアウト。オフェンスは点を取り続け、キッキングも含め全てに圧倒する」こと。狙うスコアはズバリ28-0。毎QでTDを取る構えだ。