フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(8日開幕・マルセイユ=フランス)に女子日本勢で唯一出場する宮原知子(関大)が5日、出発前に大阪空港で「日本のシニア選手として頑張りたい。自分の一番いい演技をするのが目標」と抱負を述べた。

 先のNHK杯で2位となり、昨季銀メダルに輝いたGPファイナルへの切符を得た。「まずはショートプログラムからしっかりやりたい」と引き締まった顔で話した。

 世界ジュニア女王の本田真凜(大阪・関大中)は、昨季初出場で3位に入ったジュニアGPファイナルへ出発し「表彰台は考えないようにしている。笑顔で終われたらいい」と声に力を込めた。