混合ダブルスで第1シードの張本智和、平野美宇組は準々決勝で韓国ペアにストレート負けした。平野は「相手のパワーに押されてしまった」と敗因を挙げた。

 転機は0-1で迎えた第2ゲームだった。リードを守れずに落とし、張本は「あそこで取られたのが痛かった」と悔やみ、平野も「リードしていたのに負けた。勝たないといけなかった」と話した。

 初出場の張本はシングルスとダブルスで勝ち上がっており「ダブルスでは頑張って優勝。シングルスでも全力を尽くして優勝したい」。シングルスを残す平野も「全部の悔しさをぶつける」と、ともに団体に続く金メダルに目標を切り替えた。